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近頃「危ない」法律問題。要注意!法律はたくさんある上、いろいろめんどうな解釈が存在する。シロウトがむやみに触ることができない。そんなことは誰でも知っているのだが、時々私たちの目から見るととんでもないことが起こっている。 【その1】 ウェブサイトからのダウンロード 法律知識をウェブサイトから拾ってきてそのまま利用したり議論する例がある。場面も違うと法律も違う。とんでも系の解釈をしてしまうことがある。 特に契約書の書式をダウンロードする場合は要注意だ。 賃貸借とか売買契約と言った簡単な契約書でもそのまま使うのは好ましいことではない。まして、業務提携契約とか、継続的供給契約とか、派遣労働契約とか自分にはかなり不利にもかかわらず、無条件に利用してしまう例がある。 時にはM&A契約という本当に専門性の高い契約までもダウンロードで片付けてしまう例がある。これはとても危険なことだ。 せっかく顧問契約を結んでいるのに、弁護士に相談する習慣がないばかりに、自分にかなり不利な契約書自分から提示してしまうことは少なくない。 【その2】 隣接業種、税理士、行政書士、司法書士、不動産業者が見よう見まねで法律文書を作ること、これは危険だ。 中途半端に法律知識があるばかりに、契約書を作ることがある。税理士の先生などは非専門領域を扱うことがいかに危険であるかよくご存じだと思うのだが、それでも変な契約書を作り上げて責任追及されることがある。 不動産業者でも本来は土地賃貸借なのに建物賃貸借として契約してしまうことがあったりする。適当にダウンロードした契約書を適当に作っておいて、問題をこじらせることは少なくない。 士業関係は比較的仲のいい仲間ができるのだから、簡単でもいいから相談して貰えると危険を予防できる。企業経営者も税理士だからと言って安易に任せてはいけない。税理士は税務の方面では専門家だが、法務では非専門家だ。 弁護士籠橋(名古屋E&J法律事務所)の中小企業法務ブログより |
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弁護士による中小企業サポート・顧問弁護士業務・企業法務を扱う弁護士菊地正登ホームページより |
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